お見合い結婚に向けて・・第11話

お見合いパーティーへの関心が高まりつつあるなか、偶然にも実家から見合いをすすめられた。
今まで見合いのみの字も出してこなかった両親だが、近所の人に勧められたらしい。
俺が結婚していないことがそんなところまで流出していることにちょっと嫌な気持ちになったが
一応見合い写真なんかを見てみることにした。
せっかくのチャンスなんだしな。
ただ、お見合いパーティーやお見合いサイトと違って条件を絞り込むことができない普通の見合いだから
相手の情報もなんとなくしか分からない。
こんなあやふやな人と見合い結婚するのはちょっと勘弁だ。
やはりある程度は好きな相手と結婚したい。
たとえ見合い結婚だとしてもだ。
恋愛の期間も多少は欲しいしな。

こんなことを言ってるから俺は結婚できないのだろうか。
見合い結婚にロマンスを求めるななんていいながら、自分が一番求めているんじゃないか。
結婚にロマンスを求めるのはナンセンスかもしれないが、
実際に自分がするかもしれないと思うと、多少はロマンスもほしくなるものだ。
だって結婚は希望のかたまりなのだから。
これからの人生をともに歩いていくべき人とめぐり合ったということなのだから、
それは祝福するべきことだ。たとえそれが見合い結婚だとしても。
そこに多少のロマンスを求めることがいけないことだろうか。

見合い結婚か・・・悪くはないが・・
しかし・・
俺が見合い結婚か。
なんだかそんな実感わかないな。

お見合い結婚に向けて・・第12話へ続く。

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