お見合い結婚に向けて・・第17話

知り合いが見合い結婚をしたそうだ。見合い結婚について、今では肯定的な私であるから
それは多いに祝福した。しかし共通の知人はちょっと違ったようだった。
見合い結婚をするなんて、よっぽどいい相手がいなかったんだなっていうことばをいっていた。
たしかにそう取れるかもしれない。その知人は恋愛結婚をしていた。
そういった恋愛結婚をした人からしたら、見合い結婚なんて結婚する相手のいない人間が
するものだと思っているらしい。そして見合い結婚をするような人間はもてないような
さえない人間が多いとまで思っているようだ。
たとえ恋愛結婚をしたからといって、その上から目線はないのではないかと私は思う。
本人達が、たとえ見合い結婚であろうともこれから先、一緒に暮らしていきたいと思って
結婚したのだ。そうであれば、それは祝福してあげるべきではないのでしょうか。
ちょっと見合い結婚を小ばかにしたような態度をとられて、なんだか気分がすこし悪かった。

彼女とはまだまだ順調にいっている。楽しい日々だ。こないだは彼女がどうしてもいきたいと
いっていた、テーマパークにいってきた。大人向けのテーマパークなので、
ゆっくりと楽しむことができた。お酒も飲めるらしいので、夕食は豪華にディナーを頂いた。
彼女のおすすめのレストランだったのだが、おいしくてびっくりした。
テーマパークだからって思っていたところもあったのだが、そんなことは全然なかった。

エクシオクラブっていう結婚式場があるんですってね。

お見合い結婚に向けて・・第16話

友人と改めて見合い結婚について話をしていた。今の私からすると見合い結婚も恋愛結婚も
どちらもかわらないものだと思う。先に恋愛をするか、結婚してから恋愛をするかの差だと思う。
私は見合い結婚の方がもしかしたら、幸せなのかもしれないと思う。
なぜなら恋愛を先にしてしまったら、結婚してからの楽しみが減ってしまうような気がするからだ。
恋愛をしてきてからの結婚というものを否定する気はない。
しかしながら、仮に同棲していて結婚をしても、今までの生活となんら変わりはないものになるのだ。
これが見合い結婚ならどうだろうか。
今まで全く知らなかった人と、一緒に生活をしていくのだ。
これはかなりわくわくする出来事ではないだろうか。今までの自分よりももっともっと
違う自分が見られるのではないだろうか。
見合い結婚には、違う自分になれる、∞の可能性が秘められていると思う。

さて、彼女からバレンタインチョコレートをもらったので、お返しにホワイトデーに指輪を
プレゼントした。結婚前提のお付き合いに指輪はつきものだろうと思ったからだ。
彼女は嬉しそうにはめてくれた。サイズがあうか不安だったがちょうどいいみたいだ。
見合い結婚でも幸せになれる。そんな見本になっていきたいと思う。
今、私はとても幸せだ。

彼女と知り合えた奇跡は忘れない。そしてこれからの生活が彼女と共に動いていくことを
嬉しく思う。いつかは二人、同じ道を歩いていけたらいいなと思います。

お見合い結婚に向けて・・第15話

見合いした彼女とついに結婚を前提に付き合うことになった。
私の方から、彼女に「見合い結婚になってしまいますが、もしよければ結婚前提に付き合ってもらえませんか?」と
お願いしたところ、彼女から「はい。」との返事をいただけたのだ。
彼女もあまり見合い結婚はしたくなかったらしい。でも私との関係が思っていたよりもよかったので
OKしてくれたそうだ。

見合い結婚は楽しくない、そんな幻想を抱いていたのは、私だけではなかったようだ。
見合い結婚になろうとも、彼女との関係は完全に恋人なのだ。
私は自分達が幸せであればそれでいいと思うことにした。

くしくも、私が彼女に付き合ってほしいと言った日はバレンタインデーだった。
彼女から、私が言う番でしたのにね。って言われてしまった。
バレンタインデーなんて、縁がなかったから気がつかなかったけれど、そういえばそうだなと思ってしまった。
ではホワイトデーは彼女から告白してもらおうか。そんなのも楽しいかもしれない。
私が告白した後に、彼女は小さなチョコレートをくれた。甘いもの、そんなに好きじゃないって
言っていたからって。小さなチョコレートはとてもおいしかった。

彼女となら、幸せな結婚生活が歩めそうな気がする。遅くやってきた春はとても幸せなもののようだ。
見合いをしてよかった。彼女と出会えてよかった、そう思う。
見合いを毛嫌いしてる方は是非一度やってみるといいと思う。もしかしたら素敵な出会いが
待っているかもしれないから。

お見合い結婚に向けて・・第14話

見合いをした彼女と何回か会っている。
なかなか素敵なお嬢さんで、会うたびに惹かれていってる自分に少しびっくりしてる。だがしかし、なんだか
忘れていた感情を取り戻しているような感覚に襲われる。そんな感覚が楽しい。
見合いっていうのもなかなかいいものだな、って思ってしまう自分までいるのだ。
たしかに見合い結婚というと、本人の意思がなさそうに見えるけど、そんなことないのかもしれない。
見合い結婚だって運命の出会いかもしれないのだ。
だいたい見合い結婚の方が恋愛結婚よりも離婚率が低いっていうデータも出てるくらいだから、
見合い結婚というのも何かしら不思議な縁というものがあるのかもしれない。

ただ見合い結婚というと、大抵は親の意向でやっているのだから、離婚するわけにもいかないという
状況があるのかもしれないという考え方もあるけれども。
それでも見合いの彼女と結婚したら、幸せになれそうな気もしてきた。
たとえはじめの出会いが見合いだったとしても、結婚して歩んでいくのは私達二人なのだから
二人の気さえあえばいいのかもしれないな。

明日も実は彼女と会う予定なのだ。最近手帳の彼女と会う約束を嬉々として書き込んでいる自分がいたりする。
楽しみなのだ、彼女と会うのが。
クリスマスも会ったし、年始に初詣も一緒に行った。これはもう完全に彼女を好きだということなのかも。
そろそろ自分の感情に素直になったほうがいいのかも・・。
彼女に付き合って下さいと言ってみようか・・。

貸し会議室クルージングのチラシもらったけど、縁ないな・・

お見合い結婚に向けて・・第13話

見合いをした人からのメールはこうだった。

「あまり二人でお話ができなかったから、よかったら二人で食事なんか行きませんか?」

と。過保護な感じで、あまり積極的にくるような感じの人じゃなかったから、すこし驚いた。
でも不思議と悪い気持ちはしなかったから、とりあえずは会ってみることにした。
見合い結婚をよくないように感じるのは、会ってからでも遅くはないと思ったからだ。

実際に二人きりで会った彼女は、見合いのときとは違い、はつらつとしたお嬢さんだった。
親のいる前ではやはりあまり自分が出せないらしい。
俺もつられて、結構色んなことを喋った。見合い結婚に対する不信感もちょっと話すと、
大体みんなそうですよ、といわれた。
そうか・・
初めから見合い結婚に躊躇しない人なんていないのか。なんだかちょっと安心した。
彼女は結婚したいらしいが、見合い結婚でも恋愛結婚でもどちらでもいいらしい。
結婚なんて、運なんだから、何かしら感じるものがあれば、結婚すればいいと。
少し俺の考えが凝り固まっていたようだ。
わかっていたつもりでも、なんだか見合い結婚が信用できない気がしていた。

彼女はそういう俺の気持ちも、読みとっていたらしい。
いいところのお嬢さんと思って、あなどっていたな・・。
なんだか彼女にたいして興味がわいてきたので、帰りがけにまた食事でも・・と誘っておいた。

これで彼女と結婚するようになったら、やはり見合い結婚なのだろうか。

お見合い結婚に向けて・・第14話へ続く。

お見合い結婚に向けて・・第12話

先日、実家から紹介された人とのお見合いがあった。
どっかのよさげなホテルでお見合いしたのだが、やっぱりお見合いはお見合いだった。
堅苦しくて、相手のことなんか全然見えてこない。
相手の人が悪いわけではなかった。
ちゃんとした人で、いいご両親に恵まれて、幸せに育って来た感じの人だった。
どうして結婚できないのか疑問だったくらいだ。
あえて言うなら、ちょっと過保護な感じだ。

お見合いの時に「すぐに結婚といかなくても・・」って話になったので、その日はそれで終わった。
相手と連絡先を交換したけれども、別に何にも誘ってもいない。
相手からも連絡があるわけじゃない。
お見合い結婚で結婚する人の気が知れない。
お見合い結婚って何も分からない状態で結婚するんじゃないのか?
なんでお見合い結婚で不安にならなかったんだろうな。
それ以外の選択肢がなかったのか??
でも、お見合い結婚の夫婦は、離婚率が極端に低いとも聞くしなぁ・・。

お見合い結婚する人は、出会った瞬間に「あ、この人と結婚するんだ」って感じるらしい。
俺にはそんな感覚はなかった。
相手とも直接喋る機会なんてのも少なかったしなぁ。
今時はお見合いパーティーくらいがちょうどいいんじゃないかな?
お見合いパーティーに行ってみようかな。
あっちの方が、楽しそうだし、気軽な感じがして俺には合ってそうなんだけど・・。

そんな時に、お見合いをした人から急にメールが来た!

 
お見合い結婚に向けて・・第13話へ続く。

お見合い結婚に向けて・・第11話

お見合いパーティーへの関心が高まりつつあるなか、偶然にも実家から見合いをすすめられた。
今まで見合いのみの字も出してこなかった両親だが、近所の人に勧められたらしい。
俺が結婚していないことがそんなところまで流出していることにちょっと嫌な気持ちになったが
一応見合い写真なんかを見てみることにした。
せっかくのチャンスなんだしな。
ただ、お見合いパーティーやお見合いサイトと違って条件を絞り込むことができない普通の見合いだから
相手の情報もなんとなくしか分からない。
こんなあやふやな人と見合い結婚するのはちょっと勘弁だ。
やはりある程度は好きな相手と結婚したい。
たとえ見合い結婚だとしてもだ。
恋愛の期間も多少は欲しいしな。

こんなことを言ってるから俺は結婚できないのだろうか。
見合い結婚にロマンスを求めるななんていいながら、自分が一番求めているんじゃないか。
結婚にロマンスを求めるのはナンセンスかもしれないが、
実際に自分がするかもしれないと思うと、多少はロマンスもほしくなるものだ。
だって結婚は希望のかたまりなのだから。
これからの人生をともに歩いていくべき人とめぐり合ったということなのだから、
それは祝福するべきことだ。たとえそれが見合い結婚だとしても。
そこに多少のロマンスを求めることがいけないことだろうか。

見合い結婚か・・・悪くはないが・・
しかし・・
俺が見合い結婚か。
なんだかそんな実感わかないな。

お見合い結婚に向けて・・第12話へ続く。

お見合い結婚に向けて・・第10話

お見合い結婚へ向けて、お見合いパーティーの内容は聞けた。
家に帰り、さっそく教えてもらった結婚相談所のホームページを開いてみた。

そこには様々なパーティーの予定表が並んでいる。
だいたい、週に1回程度はどこの地域でもお見合いパーティーが開催されているようだ。
お見合いパーティーの内容は会場によりそれぞれ違う。
これがローテーションしているのであろう。

30代限定と書かれたもの。
年収○○○万円以上の男性限定とか。
公務員限定など。
様々な種類のパーティーが並んでいる。

こういう条件があるのは嬉しい。
互いの話が進めやすいというものだし、聞きにくいポイントを参加条件にしている。
お見合いの良いところが見える。
そして、参加条件に書いてあることの証明書がいるようだ。
ちゃんと身元が分かるような人しか参加できないというわけか。
これも安心感が増していいところだ。

お見合いパーティーでの男性の服装はスーツもしくはジャケット着用。
女性はお洒落着をすすめている。

しかし、驚いたことにどのパーティーも予約が結構入っている。
お見合いパーティーの予約状況をチェックしてみると、ほぼ満員や、満員がほとんどだ。
さすが婚活ブームだ。
みんな俺と同じで必死なわけか。

最近のお見合いパーティーの様子が写真つきで載っている。
結構な参加者がいる。普通に男女各40名を越えている会場なんかもある。
これは、凄い。今の時代にこれだけの人数を集めるとは・・。
お見合いパーティーの凄さを感じる。
お見合い結婚に向けて・・第11話へ続く。

お見合い結婚に向けて・・第8話

結婚。
ついこの間まではあまり意識しなかったこの「結婚」の二文字。
今の俺にはこの結婚の文字が眩しい。
結婚の文字から出る光で結婚が見えなくなりそうだ。

 

結婚。
なぜ人は結婚をしたがるのだろうか?
結婚は人類としての種の存続を願う本能から来るものなのだろうか。
結婚をして子孫を残す。このことが人類の命題なのだろうか。
では、結婚しないと決めているものたちは何だ?
本能に逆らっているのか?新人類なのか?
それとも、強がって結婚をしないと言っているのか?

 

結婚と子孫を残すことは直結していないかもしれない。
結婚とはただ、パートナーを見つけ、二人でいつまでも過ごして行こうとする行為だ。
結婚をした後に子孫を残すかどうかは、本人達次第である。
子孫を残したいのなら、日本ならば結婚をせずに、様々な女性と交じり合い、
子孫を残すのが一番の方法ではないだろうか?

 

つまり、結婚というのは本能的なものではないということだ。

 

では、なぜそれを人は求めるのだろうか。いや、求める人がいるのだろうか?
それは子孫を残せる確率の問題だろうか?
絶対的なパートナーがいれば、確実に自分の子孫を残す確率が上がる。
そのために結婚をしようとするのだろうか。
やはり、結婚は人類として当然のことなのだろうか。
俺は結婚すべきなのだろうか。
自分が結婚したいと思うから結婚すべきなのだろう。
お見合い結婚
これで確率で上げないと結婚はほど遠いものかもしれないな。

 

お見合い結婚に向けて・・第9話へ続く。

お見合い結婚に向けて・・第7話

この年齢でのお見合い結婚の難しさと、日本の結婚事情を知った。
かなりマズイ事態ではないだろうか?
しかし、なんとなくだがお見合い結婚と書いてあったが、
正式なお見合いしか数に入っていない気がする。
前にも話したが、お見合い結婚と恋愛結婚の定義は曖昧な解釈をされやすい。
それを分かってデータ化しているのか微妙なところだ。
しかし、成婚率の低さや、結婚したいと意識してもすぐには結婚できないという事実。
これは素直に心に受け止めよう。

そんな話を会社の同僚に話したら、
「データはあくまでデータだ」というドライな答えが。
その同僚は去年、お見合い結婚したのだが、お見合いパーティーがきっかけで、
半年ほどの交際を経て、結婚に至った。
実にスピード感あふれる結婚までの道のりだったが、夫婦間の問題などは聞いたことがなく、至極順調である。
しかし、同僚は同僚。例外だったのかもしれない。
俺がその例外になる確率はあまりにも低いだろう。
年齢と結婚できる確率とが反比例していくので、恋愛結婚なんかできるわけない。
俺が結婚するならお見合い結婚しかないのだろう。
経済的な面では問題はないと思う。
このまま60までは生活に困らないような計画だけれど。
でも、俺くらいの年で結婚を考えてる人間はみんなそうなのかもしれない。

同僚に「結婚してよかったか?」そうつまらない質問をしてみた。
彼は言った「自分が望んだことだ。幸せ以外の何でもない。早く子供が欲しい」
当たり前の答えなのだが、俺には結婚の重みとか色々なものを感じることができた。

 

お見合い結婚に向けて・・第8話へ続く。